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アロハPOKOちゃんもいいけど、私には「アロハBOKUちゃん」があります! [人形・雑貨]

今日は、きむたこさんのブログに出てきた
アロハPOKOちゃんに触発されて
私のお気に入り「アロハBOKUちゃん」を紹介します。

このコは去年の秋に
私のもとにやってきました。

今はなき富士銀行の、キャンペーン用貯金箱
(昭和40年代頃のものらしい)で、
通称「BOKUちゃん」。


こんな風に「富士銀行」のマークが入ってます。

世界のいろんな国のいろんな格好をした
「BOKUちゃん」がいるんですが、
アロハシャツ好きとしては
「アロハBOKUちゃん」に一目惚れ。
で、「アロハBOKUちゃん」をGETしたら
次々と他のも欲しくなり、
いくつか集めてしまったと言う次第。

厳密に言うと、彼が着ているのは
アロハシャツとは言えませんが
まあ、細かいことは許すとしましょう。

どうです? なかなかカワイイやつでしょ?
アロハPOKOちゃんもいいけど、
「アロハBOKUちゃん」が私の自慢です!
(でも、アロハPOKOちゃんも欲しいッス)

POKOちゃん
POKOちゃんって、サーファー?



ファションも決まってるよね!



ローラーブレードもできちゃうらしい。





ほんとは、ほんとは、もっといっぱいスポーツできるんだって。
でもね、他のスポーツファッション、手に入れられなかったの・・・。
気づいたら、終わってたの・・・。オマケ週間。(寂)
うんと前の話・・・。



だからね、サービスショット?で、おしまいね。



レーヨンのヴィンテージアロハはやっぱりいいdesu! [レーヨンアロハ]

お待たせしました!今回は、いよいよ真打ち登場です!

私は、ヴィンテージアロハが大好きで、
ほぼ毎日、いろんなアロハを買っています。
でも正直、お金に限界があって、
なかなか思うようなものは買えません。
だから普通買うのは、
コットン製の、比較的手頃な値段のものになってしまいます。

でもでも、ごくたまに、レーヨン製の
"アロハ~~!"ってカンジのヤツも買います。

今回、自慢するのは
そんな、"清水の舞台から飛び降りて買った"
一枚です。

★★今日のお気に入りアロハ★★
 ▲ブランド:ハレニウ
 ▲柄:レフア、バードオブパラダイス、プルメリア柄
 ▲年代:1940年代後半~50年代初頭
 ▲素材:レーヨン抜染
 ▲ボタンの素材:竹

【柄解説】

上の写真の、上段中央あたりにある花が
「レフア」と呼ばれる花です。
レフアはハワイ島(ビッグ・アイランド)の「島花」でもあり、
ハワイではかなりポピュラーな花です。
毛がもしょもしょ生えてるような形をしています。

その右上が
おそらくバードオブパラダイス(極楽鳥花)でしょうか?
また上段左側がプルメリアでしょうか?
(それにしては花先がとがりすぎ?)

中央と左下の花は、
図鑑などを見てみましたが、ちょっとわかりませんでした。
(どなたかわかる方がいたら教えてください)

このようなハワイを代表する花々が
いろいろ組み合わされた明るい柄です。
しかもそれらの花を縦に連ねています。
こういう配置の仕方を「ボーダー柄」と呼びます。
(ボーダーというのは普通は「横縞」のことを指しますが
なぜかアロハシャツの場合は「縦縞」っぽく見える柄のことを
こう呼びます)

「ボーダー柄」は、アロハシャツの柄としては
かなり高度なものだと思います。
つまり、最高潮の進化を遂げた柄だと思うのです。
(ほかのプリントシャツには
こういう柄の配置ってあまり見かけませんよね?
普通は、全体に柄が散らばっている
「総柄」というのが多いと思います)

ボーダー柄は、実際、
40年代後半頃から50年代初頭という
ごく限られた時代にのみ作られました。
そのため、より希少価値も高まり
人気も高く(当然ヴィンテージ価格も高く)なりました。
まあ、値段の高さはともかく、
やはりボーダー柄のアロハシャツは
(コテコテではあるけれど)
美しいと思うのです。

【ブランド解説】
「ハレニウ」というブランドについて
少しお話ししましょう。
このブランドは、メーカーではなくお店です。
カトウさんという日系人が経営していた洋服屋さんです。
40年代後半(確か46年とか)にオープンして
3、4軒の支店を構えるほど成長しました。
売っていたのは主にカジュアルウエア。
アロハシャツの他、ボーリングシャツなども
売っていました。
(ときどき古着屋さんで、
ハレニウのボーリングシャツを見かけます)

その後、ハレニウは、
服を売るだけでなく貸すことも始めます。
いわゆる貸衣装屋ですね。
そしてついには、売る方はやめ、
貸す方に専念するようになるのです。

で、この「ハレニウ」という貸衣裳屋、
実はまだハワイに存在するんです。
http://www.hawaiibid.com/haleniuweddingcourt/

ワイキキの東のはずれに、南北に走っている
「カパフル」という通りがあるのですが、
そのカパフルの北のはずれ、
ちょうど高速道路H1の高架にさしかかる手前に、
そのお店は今もひっそりと建っています。


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【ハワイ】インターナショナル・マーケット・プレースって意外に楽しいですよ! [コットンアロハ]

ハワイ好きのみなさん、こんにちは。

突然ですが、「インターナショナル・マーケット・プレース」って
ご存じですか?

モアナホテルとロイヤルハワイアンSCの斜め前にあって
ワイキキ・ビーチコマーホテルの隣にある地帯。
カラカウア通りを歩いていると、
アクセサリーの屋台をやってる
韓国系みたいなおばさんに
ヘンな日本語で呼び止められるところ。

あの中って、入った人、少ないんじゃないでしょうか?
だって、アヤシい店(屋台)が多いし、
買いたいものもなさそうだし。
最近のガイドブック、見てないから
わからないけど
ほとんど取り上げられてないんじゃないでしょうか?

でもずーっと昔は、とっても活気があって
オシャレな場所だったんですよ。
この場所は、確か1950年代終わり頃
(今すぐには、正確な年月日はわからないけれど)
にオープンしました。
その中には「ドン・ザ・ビーチコーマー」という、
有名なレストランも入っていました。
今でも、この場所の中程まで入っていくと
「原住民の館」みたいな作りの建物
(今はテナントが入っていない)が残っていますが
どうもそれが「ドン・ザ・ビーチコーマー」だったらしいです。

で、今回はその、「インターナショナル・マーケット・プレース」の柄。
おそらく、50年代末~60年代初めには
かなりホットな場所だったので
こんなお土産っぽい柄のアロハシャツが作られたんだと思います。

細々といろんなお店が描かれていて
よく見ると面白いです。

★★今日のお気に入りアロハ★★
 ▲ブランド:アイランド・カジュアルズ
 ▲柄:「インターナショナル・マーケット・プレース」柄
 ▲年代:1960年代初頭
 ▲素材:コットンサテン
 ▲ボタンの素材:金属

【シャツ解説】
このシャツは、少しツルっとした
光沢のあるコットン生地、つまり
コットンサテンが使われています。
この生地が使われたのは1960年代前半。
主に日本から輸出されたものです。

また、このシャツは、
実はよく見ると、丈が短く、
裾の両脇にボタンが付いています。
これは当時(60年代前半)「ジャック・シャツ」と呼ばれ
ハワイではかなり流行したデザインなんです。

【ブランド解説】

この「アイランド・カジュアルズ」というのは
「インターナショナル・マーケット・プレース」の中にあったお店。
アロハシャツとかムームーとかの「ハワイっぽい服」を
観光客向けに売っていたお店のようです。
このレーベルの一番下にも
「インターナショナル・マーケット・プレース」
という文字が書かれていますよね。

で、この柄を見ていて思い出したことがあります。
この「インターナショナル・マーケット・プレース」、
ズンズンと中へ入っていくとドンづまりに
「フードコート」があります。
(「ワイキキ・ビーチコーマー」の横か
クヒオ通りのセブンイレブンの横から入った方が
わかりやすいかもしれませんが)
フードコートというのは、
いろんなテークアウトの食堂があって
真ん中に共有のテーブルとイスがある場所です。
ここは、安くっておいしいし
チップのことを考えなくていいからとても便利で
私はよく使うんですが、
そこに、小さな舞台があるんです。
ここでは夜、ちょっとB級ではありますが
フラとか歌とかを聴くことができます。
B級とは言え、とてもアットホームな感じがして
とても楽しいですよ。
個人的には大好きな場所です。
これからワイキキに行く人は
だまされたとおもって、ぜひ行ってみてください。


見ていて楽しくなるアロハ [コットンアロハ]

今回はまた、好きなアロハの話題を。
このアロハも大好きなものの1つです。
確かロサンゼルスのメルローズ通りの古着屋で買ったと記憶してます。

★★今日のお気に入りアロハ★★
 ▲ブランド:ロイヤル・ハワイアン
 ▲柄:版画風ノベルティ柄
 ▲年代:1940年代後半
 ▲素材:コットン
 ▲ボタンの素材:竹

【柄解説】
アロハタワー、ヤシの木、パイナップル、ハイビスカス、魚など
ハワイっぽいものをいろいろ並べた、
いかにもお土産っぽい柄(そういう柄を
ノベルティ柄と呼びます)です。
ただしよくあるノベルティ柄との大きな違いは
版画タッチの絵で描かれているところでしょう。
この柄のように、個々のモチーフを
パズルのように整然と並べた柄って
実はこの時代にはあまり多くないのです。
(あったとしてもタパ柄というヤツ)

魚の表情とか、どこかユーモラスですよね?
このいいカンジが好きなんです。

ところで、なぜか「三味線」が描かれているのが不思議。
普通なら、ハワイと言えばウクレレを描くところ。
それともこれは沖縄の「さんしん」?
ハワイには沖縄からの移民が多かったから。
いろいろ想像してしまいます。
そんなところもこの柄の魅力です。

最後に「飛行機」に付いての注釈を。
これは、アメリカ本土からハワイへ渡る手段が
40年代後半に船から飛行機に移っていったから。
つまり「飛行機でハワイに行く」っていうのが
かっこよかったんですね。
だから40年代後半のアロハには
時々飛行機が描かれているんですよ。

いっぱいアロハシャツを見ているけれど
これは、自慢のいい柄です。
でも、素材はコットン製。
コットンだと、マニアからはあまり評価されないんですよね。
それがちょっと残念です。


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4月にハワイに行ってきました [ハワイ]

4月にハワイに行ってきました。
特に良かったのが、今回初めて行ったハレイワ。
Waikikiからノースショアに行く途中にある、ひなびた街です。
街道沿いにあったのが、よく雑誌にも出ている「ミウラ・ストア」。
昔からアロハシャツを作って売っている古い店です。
お店の感じも、味があって最高でした。

デッドストックのヴィンテージアロハはないかと期待して入ったけど、
そんなものはやっぱりありませんでした。
でもお店の中を見るだけでも、みなさん是非行ってみてください。
タイムスリップしたような楽しいお店ですから。
古い物好きな人は必見です。
昔使っていたミシンとかレジスターとかが置かれています。

そのあと、街道沿いをブラブラ歩いていると
いいカンジの風景に出会いました。


こういう風景に出会うと、
「やっぱりハワイはいいなあ」と思ってしまいます。

結局ヴィンテージアロハは、Waikikiのはずれにある
「ベイリーズ」という有名なヴィンテージショップで買いました。
そこで買ったアロハの話は、また今度。


和風な柄もシブいッス! [コットンアロハ]

これは、いつ頃買ったか、
正確なことは覚えていませんが、
確か数年前に買ったものだと思います。
レーベル(ブランド名が書かれた帯布)は
最初から付いていませんでした。

50年代後半には、
こういうシブい色使いが好まれたみたいで、
似たような配色のアロハって、かなりあるんですよ。

縦に連なる柄を「ボーダー柄」って呼ぶんですが、
多くはレーヨン素材のもの。
ところがこれはコットンでボーダー柄。
そんなところがちょっと珍しいんじゃないでしょうか。

ちなみに、こういう、60年代くらいのアロハのことを、
私は勝手に「中ヴィンテージ」と呼んでいます。
世間で言う「ヴィンテージ」ほどは古くないけど、
そこそこ古い、「中くらいの古さのヴィンテージ」ってな意味です。
「中ヴィンテージ」にもいい物がたくさんあるんですよ。
ぜひ探してみてください。

★★今日のお気に入りアロハ★★
 ▲ブランド:不明
 ▲柄:バードオブパラダイスのボーダー柄
     (これまで竹の柄だと思っていました)
 ▲年代:1950年代後半~60年代前半
 ▲素材:コットン
 ▲ボタンの素材:プラスチック


【柄解説】
青系のグラデーションでシブくまとめ、
金色をアクセントに使っています。
この金色を使ったプリントというのは、年代的には、
50年代後半から60年代前半にかけて流行したらしいもの。
当時としてはゴージャス感があったんでしょうね。

【シャツ解説】
ボタンはプラスチックで安っぽいです。
たぶん、大きなメーカーが作ったものと言うよりは、
小さなメーカーができるだけ安く作って卸した
「廉価版」とか「セール用」だったんじゃないでしょうか? 
ただ、生地の感じ(特に金色を使っているところ)や
縫い方の感じ
(ダブルステッチという、比較的古い縫い方をしています)
から見て、
50~60年代のものと判断しました。

こういう比較的地味な色合いのアロハなら、
オジサンでも着こなしやすいと思います。
地味な分、古着屋さんでも安めで売られていますから、
ぜひ探してみてください。


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ハワイらしい「チャップスイ柄」が好きです [コットンアロハ]

私が特に好きなシャツを紹介します。
ハワイらしいモチーフがちりばめられたシャツです。
こういう柄を、「チャップスイ柄」
(チャップスイって、いろいろな具を混ぜて煮込むものですよね?
そこから付いた名前です)とか
「ノベルティ柄」(お土産柄のこと)と呼びます。

それに、「魚」が描かれているのも好きなポイント。
「魚」柄のシャツは、とっても好きで、結構集めています。

★★今日のお気に入りアロハ★★
 ▲ブランド:「Kona Kai(コナカイ)」
 ▲柄:フラガール&ティキ&魚柄
 ▲年代:1950年代後半
 ▲素材:コットン
 ▲ボタンの素材:バンブー(竹)

【ブランド解説】
「コナカイ」は、
アメリカ本土のスポーツウエア・メーカーである
「Jantzen(ジャンセン)」が展開していたブランド。
通販主体の量販店「シアーズ・ローバック」向けの
「コナカイ」(つまりダブルネーム)なども存在しました。

またジャンセンは、
ハワイのアロハシャツメーカー
「Nani Sportswear(ナニ・スポーツウエア)」を
1950年に買収しているので、
そのルートでアロハシャツのノウハウを得て、
自社の他のブランドに生かしていたのかもしれません。


【シャツ解説】
このシャツは、
フラガール&ティキ&魚をモチーフにして、
その間に葉っぱを敷き詰めた柄になっています。
青年の太鼓に合わせてフラガールがフラを踊る様子と、
ハワイ的な象徴である「ティキ」と「魚」が描かれています。

ちなみにティキというのはポリネシアの神様のことで、
このような像を飲食店に配置した「ティキ・バー」が
50年代にアメリカ中で流行しました。
その影響で、50年代末から60年代はじめにかけて、
多くのブランドがティキ柄のアロハシャツを作ったようです。
ちょっと時代が遅いため、レーヨンのティキ柄はあまり多くはなく、
ほとんどはコットン製です。

そのティキの横に描かれているのは、
「アンセリウム」という熱帯の花。
また、エンゼルフィッシュのような形をした魚は、
ハワイで「キヒキヒ」と呼ばれる海水魚。
どちらもアロハシャツによく描かれる重要なモチーフです。


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はじめまして!アロハシャツマニアです!


はじめまして! 
「アロハシャツマニア」と申します。
私は、アロハシャツ、
特にヴィンテージアロハの魅力に取り憑かれた
アロハシャツマニアです。

「アロハシャツの魅力」をより多くの人に知ってもらいたいと思って、
このブログを書いています。
共感してくださる方が少しでも増えればうれしいのですが・・・・。

ところで「アロハシャツ」って
どんなシャツのことだと思います? 
定義するのがとても難しいのだけれど、
ひとまずここでは、
「ハワイ的な風景やものを描いたシャツ」とでも
言っておきましょうか。

ヤシの木とかパイナップル、
熱帯の花や魚たち、
ダイアモンドヘッドやアロハタワー、
サーファーとかフラガール、
そんなものが、いろいろ組み合わされて
レイアウトされているシャツだと思えばいいでしょうね。

で、その「ハワイ的なもの」のチョイスと組み合わせ方は、
当然ながら無限にあるわけです。
「どんなモチーフを選ぶか」と
「それをどういう風に組み合わせるか」によって、
全く違うシャツになるわけです。
そこに作り手のセンスが表れるわけです。

例えを挙げて説明しましょう。
まず「ハイビスカス」と「フラガール」を選ぶとしますね? 
そうしたら次に、この2つをどうやって組み合わせるか? 
例えば、ハイビスカスをレイにして、
その間にフラガールを配置するとか、
まあ、いろいろ考えられるわけです。

冒頭で私は
「アロハシャツの魅力に取り憑かれている」って
書きましたけど、それは、
「センスのいい柄を次から次へとたくさん見たいと思っている」
ということなんです。
特にヴィンテージの中には、
柄がとっても美しいものが多いのです! 
下手な絵を見るよりよっぽど楽しいのです! 
でもこの「柄の良さ」を言葉で説明するのはとっても難しいのです! 

ですから、これから毎回、
「センスがよくって美しいと、私が思うアロハシャツ」を
少しずつ紹介して、
みなさんにそのよさを知っていただこうと考えているわけです。

すっかり話が長くなってしまいました。
次回から、お気に入りのシャツを紹介していきます。
楽しみにしていてください。
また、アロハだけでなく、
私の好きな、ハワイ関連のグッズ(ハワイアナと呼びます)や
時々行ったハワイで得た面白い情報なども紹介するつもりです。


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