SSブログ

「普段どんなの着てるんですか?」という質問があったので・・・・ [着ているアロハ]

コレクションの中から
お気に入りのアロハを少しずつ紹介しています。
そうすると当然、「派手できれいなアロハ」が中心になってしまいます。

また以前に、「コレクション用と着る用は分けている」とも書きました。
そうしたら、
「普段はどんなの着てるんですか?」というお尋ねがありました。

そこで今回は、私が実際に着ている「お気に入りアロハ」を紹介します。

裏はこんな感じです。


★★今日のお気に入りアロハ★★
 ▲ブランド:サーフライン
 ▲柄:水彩画風花柄
 ▲年代:1970年代
 ▲素材:コットン
 ▲ボタンの素材:木

今回は、ヴィンテージではないので
あまりウンチクはありません。
描かれているのも、何の花かわかりません。
ゴメンナサイ。

このサーフラインというブランドは、
1960年代にハワイで創業したブランドで、
伝統的なアロハっぽい柄を、あまり作らなかったところ。
「サーフ」というくらいだから、
サーファー向けに作っていたのでしょう(詳細は不明)。
だから、ハワイっぽい柄というより、癒し系的な柄が多いのです。
ちょっと和風なにおいもしますよね。

そういう落ち着いた感じが結構好きで、
サーフラインは何枚か持っていますが、
その中でも特にこの柄がお気に入りです。
赤とかの派手な色が入っていないし、
ブルーのグラデーションなのでジーンズに合わせやすいしで、
結構重宝してます。

生地は、厚手のコットンで、
リバース・プリントという、プリント生地を裏返して使ったもの。
裏返してあるから、余計に柄がボヤけていて、
いいカンジなんです。

ボタンは木製。
この時代のアロハには、この木製ボタンって意外に多いです。

サイズがタイトめなことと、
フルオープン(全開)ではなくプルオーバー(半開き)なところも
私が気に入っているポイントです。

コレクションのヴィンテージアロハを整理していると、
私の体にジャストなサイズのものもいくつか出てきます。
そういうのを見ると、「思い切って着ようかな?」とも思うのですが、
やはりもったいなくて着られません
(着たら洗濯しなくてはいけませんし、
洗濯したら色が褪せてしまうからです)。
そうして今日も、サーフライン系の、色落ちしても惜しくないアロハを
着ることになるわけです。


nice!(2)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ファッション

nice! 2

コメント 3

holoholo

わあ、記事を書いていただけてありがとうございます!♪
水仙でしょうか?
とても涼しげで良い色合いですねー!
リバースプリントには見えないくらい鮮やかですね。
デニムに合わせたら、とてもさわやかでカッコ良さそうです!

ヴィンテージでピッタリのものがほしいなあと思っていたのですが
観賞用として色柄を楽しむものなんですね。
確かに当時より生地もだいぶ弱っているだろうし、大切に着ていても劣化が早そうな気もします。
なるほど・・・勉強になります!
by holoholo (2005-06-26 16:04) 

アロハシャツ歴史研究家・角田潤

>holoholoさん、nice&コメント、ありがとうございます。

もちろん、ヴィンテージを着ても構いませんよ。
そういう人も当然多いだろうし・・・・。
ただ私は、性格的に、もったいなくて着られないと言うだけです。


そこでひとつアドバイス(と言ったら偉そうですが)を。

私の場合、ヴィンテージ(主に50年代の、抜染のもの。
抜染というのはちょっと難しいので、ここでは説明を省きます)は
高価なのであまり持っておらず、
それよりやや新しい、50年代後半~60年代くらいの、
「中ヴィンテージアロハ」(私の造語です)を中心に集めています。
で、この中ヴィンテージを着るというのはどうでしょうか?


これなら、すごく高価というわけではないので、あまり惜しくはないし、
数があるので、また似たようなのを買えばいいし。



具体的に言いましょう。
私の言う中ヴィンテージの中で特におすすめなのは
「ペニーズ」というブランドのものです。
これは、古着屋さんでも比較的低価格で売られています。
だいたい12800円、いい柄なら15800円、
安いところなら8800円とか9800円とか
(もちろんコンディションにもよりますが)で買えます。
これは、ややプリントが安っぽい(高級ではない)ため
ちょっと格下扱いをされており、価格も低めなのです。
それでいて、ちゃんとレーヨン製だから、
ヴィンテージっぽい、てろっとした風合いもあります。
またやや安っぽいプリントと言ってもそれなりに色数は使っているので、
70~80年代の、見るからに安っぽいアロハシャツに比べれば
かなり質は高いと言えるでしょう。

もしお近くに古着屋さんがあったらこういうアロハを探してみてください。
(ペニーズか、それと同等クラスのアロハなら、
たいていどんな古着屋さんでも持っていると思います)
by アロハシャツ歴史研究家・角田潤 (2005-06-27 15:19) 

fongrong

良い色合いです。
プルオーバーのアロハってあるんですね。
う〜ん、新鮮!(ヴィンテージだから新鮮は無いですよね〜笑)
by fongrong (2005-07-14 09:37) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。